LPWAの特長である
①無免許で利用②伝搬距離が長く③低消費電力
それらの魅力に惹かれ実際に検証を開始。
①デバイスが豊富、電子機器メーカーとしての安心感②担当が製品に対する造詣が深く話が早い③多くの情報を保有しており刺激が多い。
高齢者の見守りや情報の共有、
さらには限界集落になる前に地域を活性化させるための無線インフラとして期待できる。
都築先生はこのLoRaの①920MHz帯を用いるため無免許で使用可能②伝搬距離が長く最大10km程度の長距離通信が可能③低消費電力という特長に注目し、
2017年5月、LoRaの特出すべき特長である長距離通信性能について実験を行った。「LoRa以外のサブギガ無線で愛媛大学の研究所と自宅を繋いでみたが、繋がらない。これは大学と自宅の間に大きな松山城があるからなのですが、LoRa方式の920MHz無線を使用したところ、見事に繋がりました。これは面白いということで丸一日車で走ってどこまで電波が飛ぶのかを実験してみました」と都築先生。最近深刻な話題が多い豪雨に対し、例えば水位や水質をモニタリングすることで水門の開閉を遠隔で行うなどの対策ができるようになります。
特に四国だと常に通行止めなどのリスクがある300番台以降の道路があるので、現場に行かなくて済む遠隔でのモニタリングは今後様々な分野で期待できます」(都築先生)高齢者の見守りや情報の共有、さらには限界集落になる前に地域を活性化させるための無線インフラとして期待できる。
今後、地方自治体単位での地域を活性化させる取り組みが重要だ」と話す。