直径150mmの金属製黒球を搭載した計測器を推奨
近年、暑さ指数(WBGT)を測定する簡易な装置が市販されていますが、黒球温度を測定しない装置は屋外で直射日光が当たる場所では安定した値は示しません。
黒球温度の測定に小さな黒球を用いた装置も安定した値が得られないことがあります。室内で日射がない状態では、黒球温度が乾球温度と近時していますので、黒球温度の測定がなくても、室内の暑さ指数(WBGT)は有益ですが、装置により値が異なりますので注意が必要です。
ISO7243(JIS Z8504)で規定される方法で正しい計測結果を得るためには、直接日光の影響を測定する直径150mmの金属製黒球を搭載した計測器が推奨されています。