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【メモリー特集】矢部淳(フォトグラファー)編

でも全然問題なかった。

矢部淳(フォトグラファー)

About Me

キャリア30年以上のフォトグラファー。 人物と物撮り、いずれもバランス感覚に優れ安定的な評価を得ている。

Company

スタジオライズ 代表

URL

01

これまで矢部氏が関わった各製品のイメージ画像

2016年

注力製品のイメージカット

2017年

注力製品のイメージカット

02

サンディスクの方が良いって周りの人の話だとそうだったんで。で、サンディスクに。

―今回、フラッシュメモリーの誤解ということで特集ページを作ります。フラッシュメモリーを使われていてる、特にプロユースのカメラマンや映像監督とかそういう方って、わりと先入観でサンディスクのメモリは良いっていう風なところから、もう刷り込みが入ってきて、自ずとそこのメーカー以外は買ってないというか、試す機会もないまま、たぶんずっと使い続けているというのが経緯だと思うんですけどね。
矢部:そうだね、最初に買って何もなかったら安心だからね。同じの使っちゃう。
―そうですよね。先日もそうなんですけど、動画監督はたまたまフラッシュメモリーを、当然知識はないじゃないですか?フラッシュメモリーはどこがいいとか悪いとか、たまたま偶然見たサンディスクの広告のキャッチに惹かれて、じゃあ試してみようかって買ったのが最初らしいんですけど、使っても特にエラーも起きないし遜色もないということで、ずっとそのまま使い続けてるというような経緯があるんですよね。
矢部:買ったのはもう忘れちゃったけど、ずいぶん前だから。たぶん名前としての情報は認識はしてて。ヨドバシとかに行くじゃないですか。そこでやっぱり目立つ場所かな、やっぱり良い所や見やすい所に置いてあったし。
―売り場自体がですね。
矢部:うん。とりあえず最初の1枚はね。名前も知らないところはちょっと怖いというか。
―事前にヨドバシに行く前にフラッシュメモリーが必要だということで、ネットで検索して?
矢部:たぶんした。もう覚えてはないけど、してたと思う。
―それはやっぱり2000年ぐらい?
矢部:そうだね。2000年ぐらい。
―で、実際ヨドバシに行きました。いろんなメーカーがたぶん出てます。でも結構このフェイス(サンディスク)が棚の良い箇所を占めていると…。
矢部:そうですね。
―で、あそこは赤でしたよね?
矢部:そう、赤い。サンだから。ちょっと目立つ感じの。
―目立ちますよね。これだったら良いかっていうことで最初に買ったのがきっかけみたいなものですね。

取材時の様子

今回ヒアリングした者と矢部氏とは20年以上前からのお付き合いで当時はまだフィルム全盛。
当時からブツ撮りと人物撮りのバランスの良さはピカイチでした。

03

だから自分で調べて。最初に買ったのがとりあえず、たぶんサンディスク。

―基本、使いやすくて、さらに…。
矢部:安いほうがいい。とりあえずだから、ヨドバシでいいですよ、そしたら値段安いから。
―その時何か店員さんには聞いたりとか?
矢部:聞いたかもしれないね。最初だから、分からないからね。よく出てますよ、みたいな事は言われたかもしれないですね。サンディスク、金額的にも。もちろん金額も考慮して買ったけどね。
―よく出てますよということは、やっぱりそれだけ市場に流通してて、支持があるんだろうということなので。
矢部:そうだよね。
―安心感は?
矢部:安心感はね。使っている人がいっぱいいれば。
―そうですよね。
矢部:そんなに細かく、だからネットで検索とかやらなかったけどね。
―矢部さんの周りとか結構、みなさんサンディスクで?
矢部:周りとか言ってもね。そんなに仲間内がもうない。そんなにつながり、もう。もう1人でやってたから。あんまりそういう話もあんまり。
―逆に言ったらそういう機会ってあんまりない。そういうカメラマン同士の交流ってなかなか、ライバルですもんね。
矢部:うん。そうだね。レンズとカメラの話はするけど、フィルムの話はよくしたけどね。
―実はあんまり意見交流がない?
矢部:そうそう。あんまり意見交流はないし。
―だからカメラマン同士の情報共有はしない?
矢部:うん。だから自分で調べて。最初に買ったのがとりあえず、たぶんサンディスク。あとはハクバとかもたまには。ハクバっていうのがあったからさ。もう256とか。そんなので済んでた。
―256メガ?ギガ?
矢部:メガ。すぐ終わっちゃうけど。今のだったらもう全然だけどさ。当時は。
―そうですよね。100万画素とかなかった。
矢部:当時はこれ半分とか4分の1ぐらいのカメラから、50Dだね。キャノンの。最初に買ったのはだから。
―機種名。50D?それが12、13年前ですよね?
矢部:一番最初。それはだから小っちゃくていいのよ。だからそんなに、当時そんなにギガもないしね。
―そうですね。プリントでもそんなにね。どんなものですかA3サイズ?A4サイズで350dpiとか、そんなものですか?
矢部:そうだね。
―今はもう桁が凄いですよね?
矢部:凄いよね。iPhoneにも負けちゃうんだよね。綺麗だから。
―で今回は実際に使ってみて?支障はそんなになく?
矢部:全然ない。忘れて仕事で途中でそのまま使っちゃったぐらい。
―現場で?
矢部:現場で。間にさ。作品ちょっとやって、使用感を確かめて。で、そのまま、スタジオだったからさ、ロケちょっと、貰ったばかっりのものでさ、ちょっとあれだったけど。スタジオでパソコンつないでだから、駄目ならすぐ分かるじゃない。そういうのもなかったんだよ、本当にさ。そのまま使って。
―なるほど、その当時の話に戻りますが一番最初に買ったメモリで、その時にヨドバシに買いました。で、使ってみました。特に支障がなかった?
矢部:その時なかった。
―転送速度とかそういうのって別にその当時はあれですよね?
矢部:転送速度はね。パソコンもパソコンだからね、まだね。
―その遅いとか早いとか体感する比較の主軸がないですもんね?その当時は。
矢部:体感ぐらいしかない。数字で言われてもピンとこないから。今使ってスタジオに置いてあるデスクトップに比べたらノートブックがもの凄い早いから。数字で言われてもちょっとピンとこない。やってみてね。俺これはでも全然あれ、問題なく。スピードとか。遅いなとか思わないし。撮ってる時も同じぐらいの連射のあの感じ。
―それ今の話ですよね?
矢部:さらに早まっちゃった。
―その当時は、別にエラー起きずに?
矢部:うん。
―矢部さんはどうなんですか?いろんなメーカーのフラッシュを使うほうなんですか?それとも、もう一社と決めたら、それをずっと使い続ける?
矢部:特には今は。もう問題ないと思ってるから。だから決めてはないね。
―決めてはない?どのメーカーも?
矢部:たぶんちょっと安心感だと思うよ。当時は出たてだったから凄い、やっぱり最初に買ったやつが問題なかったやつとかだと、そこからどんどん、いろんなメーカーの出てきて。それであんまりこだわってない。
―各社でそんなに遜色がないよっていうことで、矢部さんエラーとか起きたことはなかった?
矢部:起きたことはない。でも聞いたことがあってさ。
―噂では。たまにありますよね?
矢部:カメラマンじゃなくて。矢部さん、前にデータとんだカメラマンがいたんですとかって。えーって。そういうことあるんだと思って。マイクロドライブはさ、こう押したら潰れるっていう話を聞いてたから全然使わなかったけど。コンパクトフラッシュであるんだなと思って。気を付けようもないからさ、それ。でも話は聞いたことあったね。
―そっか。でもスタジオだと、あれダイレクトにもう、今だとパソコンのほうに行っちゃうから、別に問題ないですよね。
矢部:スタジオはね。パソコンで。

04

当時はなるだけ小分けにして、データを分散してリスクを減らしてた。

―だけど矢部さんは特定のメーカーじゃなくて、その時々のお値打ちなものとか、そこは別にこだわりがない?
矢部:そう。金額とか。
―金額とか?そこを優先としていろいろと。ということはいろんなメーカーが混在しているということですよね。このフラッシュメモリーという点で言えば?
矢部:最近はそうだね。
―特定のメーカーではうーんって感じ?
矢部:うん、サンディスクが多いけど。結局。
―だいたい容量ってどれぐらいの容量を買うんですか?
矢部:俺、256ギガとかもう考えられない。こんなでかいの使ったことないから。俺60とか使ってね。間違えた。32だよ。だから途中で換る時もあったよ。交換。
―32ギガ?
矢部:ギガ。凄い連射するわけでもないし。絶対メディアが交換できない状況とかも特にないし。
―だいたい32ギガぐらいあれば1日のロケとかは事足りる?
矢部:全然OK、だいたい。
―だいたいカバー?
矢部:うん。そうだね。プラス8ギガぐらいあれば。まあまあ。俺の場合は。だから40ギガぐらいあれば。
―1日で?
矢部:うん。
―それで、どれぐらい撮れちゃうんですか?
矢部:どれぐらいかな、2,000コマぐらい。だから当時はなるだけ、小分けにしてデータを分散してリスクを減らしてた。みんなちょっと不安なのよ、やっぱり。
―まだ半信半疑なところはありますね?
矢部:マイクロドライブの件もあるし。
―まだそんなにね。信頼感もね。
矢部:飛んじゃったら大変だから。午前中の取材はこっちに入れて、万が一これが残ってたらこれが使えるから、午後からは換えてみたいなことをやってた。だからそんなに大きくなくてもカメラも小っちゃいし、画像がさ。それでやってたのよ。で、出るじゃないですか新しく。当時はだからそんな大きいのもなかったのね。サイズが。
―当時はですね?
矢部:で容量も大きいとさ、もの凄い戦ったの。値段どんどん下がってるから。
―今、そう。メモリも。
矢部:メモリもだから、しばらく使わなくてすんでたから、しばらく見てなかったのメモリ。そしたら半額ぐらいになってるからさ。4万じゃもう買えないっすわ。4万とか言われると。でも2万なら買えるなって。だからパソコンみたいに。
―消耗品ですからね。
矢部:そう。パソコンみたいに新しくて容量が増えて早くなるんだけど、値段がうん。
―ムーアの法則みたいなのありますよね。
矢部:安くなってく、みたいな。これ顕著だよね。びっくりしてさ。ヨドバシに行って久しぶりに見たらこの値段なの?っていう。このギガが。
矢部:大容量いらないから。お金もそんなに使えないしね。メディア。だからすんでたんです。
―矢部さんが1回買うあたり、なんか頻度ってどれぐらいなんですか?半年に1回?
矢部:いやそんなに買わないな。
―1年に1回がせいぜい。1年に1回も買わない?
矢部:1年に1回も買わないね。

05

(御社のは)ヘアラインとかね。パッケージにお金かけてる。こう、頑張ってる感がある。

弊社メモリーを使用した矢部氏の新作
「結構上に広がってる、
その花の先端が撮りたいみたいな(笑)」

―じゃあ今までの蓄積してるどれぐらいなんですか、枚数的には?
矢部:枚数ね。
―だいたい。20枚ぐらい?
矢部:そんなないね。
―10枚?
矢部:15枚ぐらい。
―もうエラーも起きてないんですよね。
矢部:だからもう小っちゃいのは使ってないよ。カメラのボックスの中にもう。
―ああ。容量が小っちゃいやつ。
矢部:バーッて入れてて。だってもう2ギガだの1ギガだのすぐ終わっちゃうから。当時はそれで使えてたね。
―だいたい今はどれぐらい。32ギガぐらい。
矢部:32が主流だね。
―あれば十分?
矢部:これで足りなくなったら買うしかない。64もあれば、それでもう全然だね。
―なるほどね。じゃあ別に矢部さんは特定のメーカーを選んでいるわけじゃないですね?
矢部:特定のメーカーは選んではないね。
―しかも今までそういう書き込みのエラーだとか読み込みだとか、そういうエラーも起きたことがない。
矢部:起きたことはないね。話でしか聞いたことない。
―なんかあれなんですか。保管する時はやっぱりこう、プラスチックのケースに入れて、またさらにケースに入れる?
矢部:なんかそう。何枚かこう入れられる感じ。
―プラスチックのケース?
矢部:プラスチックじゃないけどね。柔らかいやつとか網みたいなやつ。
―それをカメラと一緒にカメラケースに入れるんですか?
矢部:うん、カメラケースに入れる。マイクロドライブ以外は不満ないな。コンパクトフラッシュはない。SDカードっていつから。もう同じぐらいからあったんだっけ?当時はあれだから。これはあれだ。コンパクトカメラみたいな。そんなのからだよね。きっとね。この大きさのやつね。もう最初、これ2枚刺しだから。2枚刺しだけど、どっちか入れたほうになっちゃうんだけどさ。前のこれ、なかったからさ。コンパクトフラッシュしかなかったから、選択肢は。
―矢部さん手に取ってる、256のパッケージ持ってもらっていいですか?
矢部:光。キラッと。ゴージャス感。
―グリーンハウスも知らなかったっていうぐらいですから、当然メモリも知らないですよね?うちのメモリとかね?
矢部:うん。
―見たことは?売り場で見たこともあんまりなかった?
矢部:記憶はないね。あ、グリーンハウスだ!っていう感じではなかったね。
―グリーンハウス自体そんなに知らないですもんね?
矢部:そうなんだよね。不思議でしょうがないんだよね。
―矢部さん、今回、弊社のパッケージを見た印象ってどんな印象でした?
矢部:これは凄く良いよね、このパッケージ(GH-SDXCUCシリーズの256GB)
―良いっていうのは、どういうところが?
矢部:良いって、なんか高級感があってさ。
―ヘアラインとかそういう辺りですか?
矢部:ヘアラインとかね。パッケージにお金かけてる。頑張ってる感がある。
―じゃあ、わりと高級感があって。結構、黒が基調じゃないですか。一応メモリは容量も出てるし、特になんかパッと見の印象はかっこいいっていう感じですか?
矢部:かっこいいって感じだね。
―高そうに見える?
矢部:高そうに見えるね。
―例えばサンディスクと比べてどうですか?
矢部:サンディスクと比べてもちょっと高級感を感じるね。
―良いですね。貴重なご意見ですね。
―でもね。人によっては印象がまちまちで。例えばですよ。プロユースで、男性のカメラマンからすると、これで安心するのかもしれないですけど、今最近ほらインスタとか結構、女性が写真を撮ってるじゃないですか?スマホで。
矢部:カメラマンばかりじゃないからね、使うの。
―プロユースとプロユースでない人。で、プロユースでも例えばもっとサンディスクを引き合いに出しますけど、っていう話だったんですけど。キーカラー赤とか、赤と言ったらサンディスクとか。キーカラーをブランド化させてるって覚えてやすいじゃないですか。うちのグリーンハウスさん黒っていうかね。
矢部:グリーンにすれば良いのにね。
―そうそう。グリーンにして。
矢部:でもそれあるかもしれない。
―あるかもしれない。だから棚を見て緑色はグリーンハウスのものだっていう。ロゴとかこんなのも、小っちゃくて分かりづらいってなると。カラーリングでゾーニングっていうふうなことも可能だし。
矢部:それもあるかもしれない。
―最後に矢部さんに今回作品を作っていただきました。
矢部:これ、もちろん知ってる花だけど、結構上に広がってる、その花の先端が撮りたいみたいな(笑)
―蠱惑的な赤ですよね?
矢部:うん、色もだけどこれから連想してテクスチャーの付いた硝子がありますよね?それをなんか久しぶりに撮りたいなって。そう思わせる、そういう作品(笑)
―最後に弊社のメモリーどうでした?
矢部:最初はさ。不安だから。小っちゃくて、薄いしさ。
―あくまでも印象ですよね。視覚からの?
矢部:そう、印象。でも全然問題なかった。
―いい締めじゃないですか?
矢部:ここだけ。ここは本当に。俺が本当に思ったことだから。間違いなく良いと思う。

追記
矢部氏から取材以降、弊社のフラッシュメモリーのみを仕事で使い続けており、特に支障も不都合も無いとの事でした。ありがとうございます。

【矢部氏のまとめ】

事前に他社の情報は認識はしており、一応検索をしてからヨドバシで購入。
取材以降、弊社のフラッシュメモリーのみを仕事で使い続けて、特に支障も不都合も無いとの事。
使う前は小っちゃくて薄い印象で不安だったが、全く問題ない。忘れて仕事で途中でそのまま使っちゃったぐらい。間違いなく良いと思う。

【結論】
プロも納得!
グリーンハウスのフラッシュメモリー

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